菊丸くんのお悩み相談室!

                                                    (立海:柳生比呂士編)





英二  「今日も俺にどうしても相談したいってゆう奴が来てるので


      早速お悩み相談室を開きたいと思いまーす!」

大石  「英二。またやるのか?」

英二   「またってなんだよ。相談者が来る間は止めないぞ!それにこないだの鳳だって喜んでたし!」

大石  「喜んでたって・・・それは鳳と英二だけで宍戸は・・・」

英二  「もう!つべこべ言わないの!兎に角、今日も大石は隣の部屋で待っててにゃ!」

大石  「にゃって・・英二・・まっ・・まぁいいけど。じゃあ終わったら声をかけてくれ」

英二  「了解!んじゃあ後でな!」



またもや後ろ髪を引かれながら、大石隣の部屋へ退場



英二  「ではでは、早速第2回目の相談者を呼びたいと思います。

      では立海大付属中3年、柳生比呂士くんです」

柳生  「どうもこんにちは。立海大付属中3年、柳生比呂士です。

      今日は相談に載って頂けるという事で、楽しみにして参りました。」

英二  「まぁそんなに堅苦しいのは無しにしてさ、タメ語でいこーぜ 柳生!」

柳生  「タメ語ですか・・・それはちょっと・・・難しいというか・・・普段からこの話し方なので・・・

      なるべく気をつける様には致しますが・・・

      その出来れば気にせずに話を進めて頂けると有難いのですが・・・」

英二  「う〜〜何だかよくわかんないけど・・・まぁいいや!じゃあそのままいこ」

柳生  「そうですか。申し訳ありません。ですが助かります」

英二  「うん。じゃあ早速なんだけどさ。柳生の悩みって何?」

柳生  「私の悩みですか・・・実は仁王くんの事なのですが・・・」

英二  「仁王?何だか難しそうだにゃあ〜」

柳生  「いえいえ。そんなにも難しくは無いのですよ。

      いたってシンプルなだけに、どうしていいかわからなくて・・・」

英二  「ふ〜んシンプルねぇ〜。んで・・どうゆう事なのさ?」

柳生  「はい。実は・・・どうも仁王くんが私以外の入れ代わりを考えてるみたいで・・・」

英二  「えっ!?それ言っちゃっていいの?」

柳生  「まぁ誰と・・・とゆうのは伏せているので大丈夫です。

      それに選択肢が増えることで、かえって菊丸くんは疑心暗鬼になるでしょ?

      これも作戦の1つかもしれませんよ」

英二  「えっ?そうなの。何だか気持ちが重くなってきちゃったなぁ・・・」

柳生  「あっスミマセン。そんな暗くならないで下さい。

     あくまでまだ仁王くんも考えてる段階みたいですし・・・

     本当のところ私自身も誰かとゆうのは知らないんですよ。

     それに・・・私の率直な意見としては、私以外の入れ代わりは認めたくありませんので

     その為の相談ですし・・・出来れば気を取り直して、一緒に考えてくれませんか?」

英二  「う〜ん。そおゆう事ならわかった。んじゃ一緒に考えっか」

柳生  「そうですか。そう言って頂けると本当に助かります。では早速なんですが・・・

      菊丸くんの意見を聞かせて頂けますか?」

英二  「俺の?そうだなぁ〜 仁王に止めろって言うのは難しそうだし・・・

      なんたって、アイツペテン師だもんな」

柳生  「まぁペテン師とゆう言い方が適切なのかはわかりませんが・・・

      確かに掴みどころはないですね。巧く言い包められてしまいます」

英二  「じゃあさ。入れ代わりをする奴に頼めばいいんじゃない?

      その入れ代わりってさ、誰とでも出来んの?」

柳生  「そうですねぇ。誰とでも・・・とゆう訳にはいかないとは思います」

英二  「だよな!だってホラッ!あいつ何って言ったっけ、いつもガム噛んでる奴」

柳生  「丸井くんですか?」

英二  「そうそう!丸井!それと、あの生意気な2年!え〜と切原だっけ?あいつら背低いじゃん!

      仁王と並んだら、すぐにわかるだろ?だから仁王とは絶対入れ代わり無理じゃないの?」

柳生  「確かに仁王くんと丸井くんが入れ代わったとして・・・

      丸井くんの方が背が高ければ、すぐにわかってしまいますね」

英二  「だろ!とゆう事は仁王より背の高い奴も駄目って事になるから・・・

      大体何cmぐらいだったら入れ変わり出来るの?」

柳生  「今まで考えた事が無かったので、アレですが・・・+−が3cmといったとこでしょうか?」

英二  「んじゃさ。真田と柳は仁王より3cm以上だろ?デカイもんな!だから完璧無理として・・・

      柳生を抜いたら、後、誰が残んだ?」

柳生  「私を除けば・・・ジャッカルくんか幸村くんですね」

英二  「ジャッカルって、あのハゲてる奴だろ?仁王が入れ替えしてハゲてるの想像つかねー」

柳生  「きっ・・菊丸くん。ハゲは失礼ですよ。それにハゲてる訳ではありません。

       彼は自分で剃ってるのですから・・・あの姿は彼のポリシーなんです」

英二  「でもさ。アイツはいいとして、仁王がハゲるなんて想像できる?」

柳生  「・・・・・・そっそうですね。確かにあまり想像はしたくないですね」

英二  「ニャハハハ!だろ!仁王もしないんじゃね?あいつ自分の髪気に入ってるみたいだし。

      剃ってまでしないって!ハゲズラ被ったりもしないだろ!」

柳生  「ハゲズラって・・・菊丸くん・・・(ヅラ仁王を想像・・・)

      んっんん!(咳払いして気を取り直した)となると・・・幸村くんですか・・」

英二  「どうなの?その幸村って?俺はよく知んないから・・・頼まれたらやりそうなの?」

柳生  「彼は見た目は穏やかな感じですが・・・常勝立海の部長ですからね。

      彼の勝利への執念というか拘りは、真田くんを超えてますので・・・そうですね。

      その仁王くんとの入れ代わりが勝利に繋がるのであれば・・・

      仁王くんの要請に答える可能性はあります」

英二  「ふ〜ん。でもさ柳生が嫌がってるの知ったら、断ってくれるんじゃね?」

柳生  「そうでしょうか?彼は勝ちに関しては、貪欲なので・・・」

英二  「でもさっ!それで柳生が落ち込んで負けたり、チームの雰囲気が悪くなったら意味ないじゃん!

      部長ならそういうの優先すると思うけどなー」

柳生   「!?・・・菊丸くん・・・あなたとゆう人は、意外と的確な事を言うのですね」

英二   「以外はよけいだろ!んで・・・どうなの?」

柳生   「そうですね。幸村くんに一度話をしてみます」

英二   「んじゃ。悩み解決だな!」

柳生   「はい。私1人では、この答えに辿り着けなかったと思います。本当に菊丸くんありがとう」

英二   「ではでは柳生の悩みも解決したとゆう事で、今日はおしまい!

      だけど、まだ悩みがあるって奴は是非俺に相談してねん!

      菊丸くんのお悩み相談室でした!じゃあねー!ばいばーい!!」




隣の部屋




対談終了ちょっと前・・・仁王登場。



大石   「やぁ!仁王!柳生を迎えに来たのか?」

仁王   「あぁ。だけどまだ話してるみたいでな・・・こっちで待たせてもらってもええかの?」

大石   「もちろん構わないよ。あっそうだ・・・これ英二が置いていったお菓子なんだけど食べるか?」

仁王   「気を使わせて悪いのう。まぁでも頂くとするか・・・」

大石   「あぁ。遠慮せずに食べてくれ!あっお茶もあるぞ!」



向かい合わせでお茶タイム



仁王   「・・・すまんが大石。俺の顔に何かついてるかの?あまりジッと見られると食べずらいんもんでな・・・」

大石   「えっ?あっすまない!つい・・・その・・・前のトラウマとゆうか・・・」

仁王   「トラウマ?」

大石   「あぁ。その・・・こんな事を聞いて失礼かもしれないけど・・・」

仁王   「何かの?言ってみんしゃい」

大石   「そうか・・・じゃあ言うけど・・・お前・・・本物の仁王だよな?」

仁王   「・・・・・・・・プリッ!」

                 


 


                                                            END




こういうの対談っていうのかな?と作ってみた作品です。


仁王がイリュージョンを使う前に作った話なので比呂士以外の入れ代わりは幸村って事で結論を出したのですが・・・

イリュージョンを使えば誰にでもなれますよね☆